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NPO法人 生活の発見会

前回の集談会

New 第549回 平成30年1月28(日)参加者12名(男性8名、女4名)


理論学習

 支部委員のIさんに、ご自身の体験談から「思想の矛盾の解消」について講義していただきました。

 Iさんの症状は、対人恐怖、あがり症。ある時、人前に立つのが恐怖に感じそれがトラウマになった。その後結婚し子供が生まれたとき、幼稚園、ママ友など、上手くやっていけるのだろうかと不安になった。今から18年前 子供が1歳の時、対人恐怖と抑うつで上手く人と話せなくなってしまった。子供の学校のPTAの大役を引き受けてからうつ病を発症してしまった。音楽の音がうっとうしく感じるようになってしまい、うつ病もあって1年間寝たり起きたりの生活で、一番苦しんだ時期は、Iさんの子供が小学生から中学生の頃。自分の事ばかりに精いっぱいで、また他の家と比べては、自分で自分を責め、苦しめていたという。しかし薬の服薬と森田療法で次第にうつ症状は改善していった。
 最初、集談会には、自分の症状が強くて、人と馴染めなく時々、参加する程度でそういう状態が5・6年続いた。しかしここ3・4年の間にやっとよくなってきた。それは育児が少なくなってきて、自分の時間が持てるようになってきたこと。集談会で、森田による大きな気づきがあり大きく改善した。

 Iさんのは、この回復は森田療法のおかげであると言われ 思想の矛盾はご自身で次のように考えられています。それは、
1.現実の自分を見つめていなかったこと。理想を下げることをしなかったこと。自分の事実を認めないで理想の自分を見つめて、足りないところのある自分を自分で見下げていた。
2、すべての面において「かくあるべし」というのがいつもあって自分の事実が合わなくなった。
3.頭で考えると事実は、逆になる。

 思想の矛盾の解消には、8年前「生き生きワークショップ」で、「初一念ノート」と出会ったことである。
「初一念ノート」とは、感情は問題にしないで、感じるままを書き出してみる。これが思想の矛盾の解消に役に立った。理屈を挟まない、湧き出た感情。見失った自分・本当の自分を見つけ出すことが出来た。不快な感情を感じモヤモヤしたとき、ドロドロした感情・決して口に出せないような感情も書くことで嫌なこともなくなり心がスッキリする。
 Iさんは、人は誰でも罪悪な感情を内在しているものである。ねじ伏せなければならない感情は何もないと考えられ 自分の理想で自分を苦しめただけであるという事を発見されました。今は、ご自身の堅い鎧を一枚一枚剥がす事ができ、他人の嫌な部分も自分の嫌な部分も許せるようになり 等身大の自分を見つける事が出来たとのことです。
「初一念ノート」を書いても不安になったり感情がスッキリしないときが、もしもあったとしても、そういうときは、「不安は、浮かばせておく」「不安は、ふんわりと柔らかく抱えておく」 そうしておけば次第に不安は小さくなっていく。ご自身の体験の中から そういうことを教えていただきました。

体験発表

今月はありませんでした。
 

分科会と感想

 分科会では、久しぶりにお会いした人もあり、今までの出来事やお互いの日常生活での悩みや出来事など、話し合い有意義な価値ある楽しいひと時を過ごす事が出来ました。また、理論学習ではIさんの長い年月の血を吐くような苦しみのどん底から見事に這い上がられた体験談に感動し そこからIさんが悟られた知識や事柄が我々の血となり肉となっていくような素晴らしい力強さを得たような気分になりました。しみじみ どんな人でも誰も想像のできない各々の人生ドラマがあるのだと思いました。あらためて素晴らしい感動を与えていただいたIさんに感謝申し上げます。



   
*連絡事項
  次回は2月25日(日曜) 13時30分から開催です。
  皆さまのご参加をお待ちしております





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