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NPO法人 生活の発見会

前回の集談会

New 令和2年1月26日(日)参加者17名(男性10名、女7名)


理論学習

 副理事長Oさんの 「ありのままを受け入れる」のお話でした。

<概要>
 ある契機から、不安になったり、「他の人に飛び掛るような衝動」があり、「自分はおかしくなったのでは」と悩み、森田の本をきっかけに発見会を知り相談した。 お医者さんも紹介されて、診てもらった。「神経症」ではないといわれたが、納得いかずに、三島の森田病院で森田先生の養子となった森田秀俊先生にも診てもらい「感情は、行動しなければ何でもあり」と言われ、大原先生を紹介された。大原先生の助言があり、仕事をどんどんする様にし、また「精神病恐怖」で躊躇していた結婚もした。翌年には、「なんで悩んでいたのか」と思うほどになっていた。

 振り返ってみると、小学校の頃は「ありのままの自分を受け止めてもらう体験」が少なかったのではないかと思う。また、中学校の頃は、周囲と自分を比べて不安を持ち、自信がなくなった経験から、逆に強がって「かくあるべし」が強くなってきた。「いつも堂々としているべき、不安や緊張を感じるのは男らしくない、体調はいつもベストでなければ」などが、特に強かった。そういった事が、後の症状発生に繋がってきたのでは、と話されました。

 不安があるから、準備をすることで大きな失敗にならない。不安は「不快」だが必要なもの。緊張するから、高い所に登っても、落ちなくてすむ。男らしくあらねば、と思うから、一家を支える原動力にもなる。が、「そうでない時があってもいいよね」と受け止めることで健康的に生きていける。

 問題は「ねばならない」と受け止めてしまう事。「あってはならない」が「あってもいい」に変わったときに楽になる。「かくあるべし」ではなく、「心の事実」「本心」を大事にし、認める事。「あるがまま」は積極的で、肯定的なイメージだが、実際は「イヤイヤ」「仕方なし」が事実である。「不快なものは、明るく受け入れられるわけが無い」

 最後に、「いい子に育てると犯罪者になります」岡本茂樹 著 という本の一節を紹介された。
「感情を素直に出さず幼少期から無理を重ね親の期待をする役割を演じることに耐えられなくなったとき、積もり積もった否定的な感情が ”犯罪”という形で爆発する。健全な子育ては”いい子”を強いるのでなく”ありのままの姿”を認めることから始まる」を紹介されました。 

 「感情」「あるがまま」について、考えさせられる一節でした。
 「かくあるべし」を標準にし、自分自身の「あるがまま」「感情」を無視して、「理想の自分」ばかりを目指す事と共通するように思いました。「イヤイヤ、仕方なし」は、自分のありのままの心を大事にすることでもあると思いました。

 以上神経症から立ち直るには「かくあるべし」を壊す事。「ありのままの自分の姿」を認める事。 
をご自身の体験をもとに、分かりやすく、明快に話されました、参加された方も大いに元気付けられるお話でした。 ありがとうございました。


 


●分科会●
 4グループに分かれ、近況や、困っている事、本日の会の感想など、分科会で話し合いました。
話すなかで、気がついたり、感心したりなど、一人で考えていては得られない事が、多いのではと思いました。



●お知らせ●
 次回は2月23日(日)13時30分から名古屋市西生涯学習センターで行います。
 また途中からの参加もできます。初心者の方も是非お越しください、お待ちしています。








  

 


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